増大する高齢者の事故
私が通販をお勧めする理由として、大手損保の営業不振が挙げられます。
自動車保険業界全体でみるとが赤字に陥っていることはご存知でしょうか。
これにより大手損保は「改定」と名を変えた大幅な値上げを行っています。
その一番の原因は高齢者の事故が増えてその支払いをするための保険金がかさんでいるからです。
大手損保ではこれが原因で2007年度以降2012年まで赤字幅を増大させています。
(週刊東洋経済 生保・損保特集 2012年度版)
大手損保ではこれほどまで、契約者のうちの高齢者の比率が高まるとは予想できなかったのでしょうし、高齢者の事故によりこれほどまで苦しめられるとは思っていなかったのでしょう。
このような中、通販型の自動車保険では現在着々と利益を拡大しています。
これはどうしてなのか上記の大手損保の傾向から簡単に推測してみます。
通販型というだけあって、加入する際にはインターネットを使用します。
インターネットは急速に普及してきているとはいえ、多く使う年代というのは比較的若い方ではないでしょうか。
私も父親がおりますが、車をよく運転します。
しかし、私が見ていても父親自身でインターネットを使用して保険を検討するなどは考えにくいです。
高齢者は昔よりインターネットに触れる方は増えてはいるかもしれませんが、若者世代ほどの普及は到底考えられません。
また、高齢者はもうすでに、従来の損保に加入していて等級も20になっており、いまさら安い保険を探そうなどとは考えないのではないでしょうか?
これまでのように考えると、通販型自動車保険の契約者には高齢者の比率が非常に低いと考えられます。
その分、大手損保とは違って、事故の際の保険金の支払いは少なくて済み、コストを削減できます。それにより保険料を安くすることができると考えられるのです。
また、大手損保のこのような失敗を見ていますので同じような失敗を繰り返す確率は低いでしょうし、そうなるまいと努力するでしょう。
そういった、詳細情報を損保会社は明かすことはありませんのであくまでこれは私自身の個人的な見解ですがおそらく間違いないでしょう。
そして、もちろん、大手損保は代理店への手数料を支払わなければならないのでこれによるコストも相当あるはずです。
こういった通販型が安くできる理由を知った方から順に、高い代理店から安い通販型に乗り換えていくのでしょう。
あなたもこの流れに、乗り遅れないで頂きたく思います。
今、通販型はシェアを伸ばし続けています。
今後、どっと代理店型から通販型に契約者が移行するなどという事態が起きるかもしれません。
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